パリの恋
日本人の女性は子猫のような声で鳴く・・・
昔、父が言っていたことをふと思い出した。
確かに子猫みたいだとロイは思う。
けれども、もっとずっと艶っぽくて耳障りがいい。

小夜はロイの手により何度も頂点に上りつめ、体を震わせた。
ロイも最早限界を迎えていた。
ゆっくりと小夜の中に入り込む。

「あァン!!ン!は・・・んん!」

小夜は腕をロイの首にからませ、目をぎゅっと瞑って声を上げる。
ロイは小夜の頬を手で包んだ。

「小夜・・・僕を見て・・・」
小夜はうっすらと目を開けた。
「ロイ・・・」
「可愛い小夜・・・」

そう囁くと、小夜の唇に深くキスした。

汗がしたたり落ち、二人の吐息が溶け合う。
小夜は泣いていた。
ロイは小夜の頬にキスする。

「ロイ・・・!ロイ!!」
「可愛い小夜・・・僕のものになって・・・」

二人は固く抱き合い、深く繋がったのだった・・・。
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