笑顔でさよなら
あのときの事を俺は今でも鮮明に覚えてる。


お前を守るから…


今思えばバカみたいな約束だ。
俺は…一度もお前を守れなかった、救えなかった。
バカな奴だと笑われてもおかしくない。


何で…お前は…俺の前から居なくなった?

何で…何で…。

お前が居なかったら毎日が楽しくねぇんだよ…。


なぁ…もう一度目を開けて…笑顔で大好き…って言ってくれよっ…!

なぁ…目を開けてくれよ…。


嗚呼…何で…お前なんだ…?
どうして…。


最後にお前が残した言葉…

笑って…?


何だよ!笑えるわけねぇだろっ…。

さっきからずっと俺の頬を濡らしてる涙。

お前を失ってはじめて気づいた…あの日々が俺にとってものすごくかけがえのないモノだって…





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