アタシのナイト
『・・・ちびじゃないもん。あたしにはちゃんと"梶原せりな"って言う名前があるんだから。』

言い終わりべーっとしてやった。


「へー。せりなって言うんだ。似合わねー」

あたしの行動に突っ込みもせず奴はまたケラケラと笑う。


「二人・・・元中一緒なの?」

優花がきょとんとした顔で聞いてきた。


『違うよ?さっき昇降口で初めて喋ったの』


すると優花は"仲良いね"と笑った。


『あ。』

一つ聞きたい事がある。

『あんたの名前、なんて言うの?』


「あぁ、俺?川口翔太だよ」
< 28 / 84 >

この作品をシェア

pagetop