不良学校Final


私の目からは涙が溢れた。


「なに泣いてるのよ…
私…娘だと思ってたわ
りっちゃんのこと。
子供産んでも、いつでもいらっしゃい。」


「ありが………とう……」


そのあと、30分くらいで落ち着いた私は、啓の家を出て、寺畑さんの待つマンションへ向かった。



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