叶わぬ恋
僕らは教会の前で別れた。
本当は同じ方向に帰るんだったと思う。
でも、あえて僕は彼女と反対の方向に帰る振り。
「じゃあ・・。」
さよならとも・・・
またねとも・・・・言えない
お互いに背を向け歩き出し
振り返りたい
でも・・・このまま別れるのが一番だと・・・
「総くん。」
ゆっくり
ゆっくりと歩みを進める僕の背に
「また会えるよね?」
彼女が言った。
振り返らずにいられなかった。
「うん。」
あっては・・・いけない
なんの約束もしちゃいけない
なのに
僕の返事に微笑んだ彼女が
僕は愛おしく・・・
あのころのまま・・・
本当は同じ方向に帰るんだったと思う。
でも、あえて僕は彼女と反対の方向に帰る振り。
「じゃあ・・。」
さよならとも・・・
またねとも・・・・言えない
お互いに背を向け歩き出し
振り返りたい
でも・・・このまま別れるのが一番だと・・・
「総くん。」
ゆっくり
ゆっくりと歩みを進める僕の背に
「また会えるよね?」
彼女が言った。
振り返らずにいられなかった。
「うん。」
あっては・・・いけない
なんの約束もしちゃいけない
なのに
僕の返事に微笑んだ彼女が
僕は愛おしく・・・
あのころのまま・・・