片想い×片想い
◆大切なモノ◆

‐瞬‐

俺の目の前で香月がはねられた。




高く宙を舞った香月の体は地面に叩きつけられ



アスファルトを赤く染めた。




一瞬の出来事だったが

俺の目にはすべてスローに見えた。




< 328 / 406 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop