ひまわり
ショップに入って、何種類もある眼鏡を見ていく。
眼鏡なんて今までなんの興味も示さなかったから、こんなにたくさんの種類がある事に驚いた。
どれも、お洒落でかっこいい。
「どれがいい?」
「どれでもよくね?」
「えぇ?折角だからさ、お洒落なのがいいじゃん」
「折角ってなんだよ……」
そうぼやく恭平は、ちっとも眼鏡を選ぼうとしない。
「あっ、ねぇ、これなんかいいんじゃない?」
あたしが白いふちの眼鏡を選んで恭平にかけると、違和感たっぷりでなんだかおかしくなった。
「――っぷ」
「てめっ、人の顔見て笑うなよ」
一瞬で不機嫌になった恭平が、乱暴に眼鏡をはずす。
――ごめん……。
だって、あまりにも似合わな過ぎて……。
そう口に出しそうになって、慌てて飲み込んだ。