pp―the piano players―
 ところが、車は去った。
 不思議に思いながら玄関の内鍵を外して、ドアを開けた。

「さ……」

 時が、止まってしまった。
 だって、どうして。

「早紀」

 どうして、圭太郎君がここにいるのだろう。
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