夢オチ<22ページ>
僕は、壁に両手をついて、勢いよく頭を打ち付けた。


――ガンッ!!


あまりの衝撃に眩暈。


『……っ』


思わず当てた手に、ぬるりと熱いものが滴る。


…血。


この白い世界の中では、赤い筈の血の色すら無い。

ここには『白』という意外何も無い事を思い知らされた。

ただそれだけ。


――ゴンッ!


もう一度打ち付けてみたが、一度目程の衝撃は無く、ただ鈍い痛みが額に走っただけだった。

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