夢オチ<22ページ>
すると、今まで真っ白だった僕の視界に、ぽっかりと穴が開いた様になり

その真ん中に、鋭い刃をした銀色に光る物を見つけた。

なんだか、徐々に目が覚めている様なそんな感じ。


だけど、ただ死だけを見つめている今の僕が、そんな感覚など気付く筈も無く、反射的にそれに手を伸ばす。

しっかりと掴み引き寄せると、ずっしりと重く、銀色は更に妖しく光り輝いた。




僕は救われた!!





まるでそれが

最後の命綱かの様に思えた。


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