恋に恋する五秒前
世界卓球Ⅱ




長い試合初日が終わり、ゆっくり部屋で休み自分の今日の反省をした。


今日は3試合してどれも勝ったから、4回戦目に行ける。



負けたら終わり。


負けないように、頑張らなくっちゃ!!




「ハナ、お疲れ!!」同じ部屋のカナメが飲み物を両手に持ち、片方のリンゴ水を私にくれた。



カナメは〇〇〇水とかそういう飲み物が大好きで、こうやって私にもくれるから私も好きになっていく。




カナメがベットに飛び乗り、ため息をついた。



「カナメどうしたの?!ため息なんてついて」心配した私は聞いてみた。



「あぁ!なんか癖?」髪の毛をぐしゃぐしゃして笑っていた。



「悩みあるなら、私に言ってよ!!」



「ハナに言って解決するかな~??」上を向いてカナメはいかにも作り笑いを無理矢理しているように思えた。



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