ぼくがママ
どんなにおそくまでともだちとあそんでも
ぼくはチップのママだから
チップのおうちをそうじして
チップのみずをとりかえて
えさをあげる
それだけじゃない
いちにち ぼくをまっていたチップ
ぼくはさみしかったチップをおうちから出して
いっしょにあそぶ
チップも生きているんだから
チップにもきもちがあるから
えさだけもらえばいいわけじゃない
チップにも
『しあわせ』になってほしいから
それからぼくは
まいあさ すこし はやくおきるようになった
あさごはんをたべたあと
チップとあそんでからがっこうへいく
かえってからすぐにそうじをして
チップをひざにのせながら
しゅくだいをする
そして
まいにちすこしだけど
ママのおてつだいをすることにした