恋愛クリニック部【修正中】
外に出て、来た時に歩いた海辺を歩く…
シャリシャリと砂の音が聞こえ、靴の中に砂が入り込んでくる。
…歩き方が悪いのかな?
ザザー…
普段聴かない海の音を間近に聴き潮の香りを楽しむ。
凄い気持ちいい。
真っ青な海が行ったり来たりしているのを見ると、何故だか心が安らぐ。
目線を砂に移すと、遠くで砂の上に座り込んでいる宮城の姿が見えた。
目線は海の方を見ていて…今まで見たことがないような凛とした横顔。
本当に私の彼氏でいいのだろうか?何だか申し訳ない。
「宮城っ!!」
声をかけると、宮城はこちらを向き、少し驚いたように目を見開いたが、すぐに目を細めて微笑んだ。
「起きたの?」
隣に座れよっと言うかのように、宮城は隣の砂をポンポン叩きながら言う。
「あ〜…なんか自分の寝言で起きちゃっ……」
って何で宮城に言っちゃうかな!私!!
「っはは!女捨てたな」
お腹を抱えてバカ笑いする宮城を見て、無性にムカついて頭を軽く叩いたが、それでも笑い続ける宮城を見ると、何か心の奥がトクリとして暖かい気持ちになった。