恋愛クリニック部【修正中】
好きな人の笑顔を近くで見れる…
これこそが私の“幸せ”なんだなぁ〜…
「…あっ!そうだ。コレ……ありがとうね♪」
うっかり忘れてしまいそうだったが、ありがとうを言うためにここに来たんだった。
腕に抱えたままの上着を宮城に渡す。
「あ〜……後でよかったのに」
そういう宮城は顔を真っ赤にして、反対を向いた。
………もしかして照れてる?
「宮城…顔赤いよ?」
「違っ!これは朝日!朝日なの!!」
「朝日って…もっとマシな嘘つきなさいよ。
リンゴ病だとかさ…って………………うわぁ!!」
海を見ると遠くにある水平線から朝日が顔を出す瞬間だった。
ゆっくりと顔を出す朝日はまさしく神秘的で、瞬きを忘れてしまうくらい魅力的だった。
「綺麗だな」
隣にいる宮城が聞き取れないほどの小さな声でボソリと呟く。
「…綺麗。だけど、宮城の顔が赤いのは朝日のせいじゃないような気がするんだけどなぁ」
私もボソッと小さな声で呟き、そっと宮城を見たら、さっきより更に赤くして俯いていた。
そんな宮城の態度にキュンと感じる私は、確実に宮城に惚れているんだと改めて気づかされたのだった。