繋いだ手を離さない

夜が明けて…


朝から瑠衣は落ち着かない


「ｸｽｸｽ…必ず来るから朝食先に食べな瑠衣」


「…はい」


大人しくパンを口にしている瑠衣


昨日の俺の感が当たっていたら…瑠衣は喜ぶだろうか…悲しむだろうか


でも全てを伝えなければならない