大切な君へ〜命をかけて守るから〜
ある一つのメールが来た。差出人さゆ。
メールの内容を見て俺の動きが、止まった。
「クリスマスだね。ヒロ、会いたいよ、今から会えない?」
俺は、誰かに慰めてほしかった。
誰かに頼りたかった。
だけど一人で乗り越えたかった。
「ごめんね。会えない。」俺は、携帯を閉じて家に帰った。
< 10 / 70 >

この作品をシェア

pagetop