嘘つきな彼と私。




初めてあった、お前は



ただ



泣いていた




親の言うことも聞かないで




だから




俺は、それがうるさくて




たまたま手の中にあった




飴をあげた





そしたら




お前はその飴をもらって




笑った




とびっきり、甘く





その時だと思う






小さな胸がうるさく鳴ったのは






それを





自覚したのは




もう少し、先のことだ























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