僕とこいつは生徒会長
「せっかくの美人がそんな顔しないの」


今度は頬を膨らませながら口うるさくいう。


そして笑顔で呟いた。


「俺のことをそうやって呼び捨てで呼んでくれないかな?」


やつは目をウルウルとさせて子犬みたいな目で僕を見つめた。


その顔は反則だろうが。


不覚にもやつのことを可愛いと思ってしまう。


「マキちゃん?」


またあの表情で僕を見つめる。


「お前…それ、わざとやってるだろ…」


「お前じゃない。優弥だよ。ゆ・う・や。
マキちゃんもそう言ってよ」


優弥が急に真剣な顔で言うもんだから僕は呟くように、


「優弥…」


やつの名前を呼んだ。


そしたら優弥は物凄く嬉しそうな顔をしていた。


本当にこいつはよくわからない。





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