僕とこいつは生徒会長
「マキさん?」


矢作が急に僕の名前を呼んだからハッと我に返る。


「いや。なんでもない
僕が男の子のように振る舞うのはそっちの方が楽だからだよ」


僕は平然とそう告げた。


どうせ誰かに話してもわかってくれないから…


ましてや矢作にわかる訳ない。


優弥みたいな振る舞いをしたことない矢作にはな。


そう。多分僕の気持ちをわかるのは優弥だけなんだ。


「じゃあ行こうか」


僕は矢作にそう言って歩きだすと矢作は『待って下さいよ』そう言いながら僕の後ろに着いてきた。



矢作と仲良くする度に優弥との仲が悪くなるとは僕はまだ知らなかったんだ。




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