心ノ囁キ ーサヨナラのオトー





驚きと同時に、ああ、やっぱり…という気持ちが沸き上がってきた。


自分は二重人格とゆうものが本当にあるのかどうか、半信半疑だったが、

乃栄の異常な変化を見て、頭の隅では本当は認めたくなかったがもしかしたら、という考えが生まれたのだ。




だが、貴唯が言うには

乃栄の二重人格は少し変わったものらしい。




「世の中には『生き霊』というものがあるのは知っているわね?普通なら取り付くはずの生き霊が、一つの人格として乃栄の中に入ってしまったの。」



「つまり…その生き霊ってのが妬揮か?」



「そう。本当なら、起こるはずのない出来事。こんな現象は普通じゃありえないのよ。ま、詳しくは私もわからないけれど。」




随分と難しい話だな、と思った。



何故、そんな事が起こってしまったのかを貴唯に問いかけたが、

全くわからないといった顔をするだけで、何も言わなかった。





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