‡パルソナ‡ 孤高の唄姫


ライオスは優しげな瞳であたしを見つめた。



あたしはパルソナに視線を動かしてから、ライオスの瞳を見返した。


「本当か?」


「あぁ。

でもちゃんと急所を狙わんと死ねへんで」



「うん!!

よーし、気合い出てきた。死神を倒すぞぉ!」



あたしはおぉーと言って、拳を天に向けた。



「すごい気合いですね。」


「バカなだけだろ。」


「でも、そこがご主人のいい所っすけどね。」



と口々に三人は話した。




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