‡パルソナ‡ 孤高の唄姫


「反省してるようやからもういいですよ。

でも、今日はお二人の誕生日パーティーがあるんですからね、あんまりはしゃぎ過ぎるとけがしますよ」



「はーい!!」


そう、今日は二人の10歳の誕生日。


メイドも執事もそれで朝からパーティーの準備でバタバタと忙しそうやった。



「早う(はよう)、髪と翼を乾かさんと。」


世話役になった後、俺はこの子達の翼がどうして生えてるんか知った。


まぁただの生まれつきなだけやけど。


「そろそろ部屋に戻りましょか。」


そう言って俺は、右手にシーラの手、左手にはフィリアの手をつないで歩き始めた。


「パーティー楽しみだね、フィリア!」


「うん。でも、食べ過ぎちゃだめだよ」


「分かってるよ、それぐらい!!」


「どうだか。」


そんな二人の会話に俺は、耳を傾けながら含み笑いをした。




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