‡パルソナ‡ 孤高の唄姫
双子の部屋に着くと、俺は二人を鏡台に座らせ、ドライヤーを手に取り、二人の髪を乾かし始めた。
「ねぇ、ライオスもパーティーに参加するよね?」
ふと鏡越しにシーラが笑顔で尋ねてきた。
たぶん二人はもちろん俺もついて来るんやと勝手に思ってるみたいやけど、俺は二人の世話係。
そう簡単に行けるわけがない。
「俺は行きませんよ。」
俺は髪を乾かしながら、淡々と二人に告げる。
すると、二人からブーイングの声が上がった。
「ええぇッ!ライオスも行こうよ!!」
「そうだよ。ライオスが居なきゃつまんないじゃん」
二人のふくれっ面に、俺は少し罪悪感が胸を支配したが、これは身分の問題もあり、どうすることもできない。