【完】キス、kiss…キス!
ソファーで眠り、汗を出してるナオちゃんの顔を冷えたタオルで拭く。


「姫さん、ゴメン……」


うわごとのように謝るナオちゃんに、罪悪感で胸が裂けそうになりながら、タオルケットをかけた。


「ゴメン……ゴメンなさい」


「泣かないで、ナオちゃんもういいから、お願い泣かないで」


ナオちゃんの目尻から流れる涙は、拭っても拭っても、拭い去れない。


私の為に傷付いて、私の為にこんなになってくれる。私はそれだけで愛されてるって実感出来るよ、ナオちゃん。


「ナオちゃん、大好きだよ。私もう、ナオちゃんから離れたりしないから……」


だから、泣かないで。早く元気になって、またふにゃあって笑ってよ。
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