【完】キス、kiss…キス!
ナオちゃんと早苗ちゃんと三人で話していると、ナオちゃんのチームの子達がやって来る。
「尚志、リレーの順番なんだけどさぁ……」
一人は坊主頭で眉毛が短く、もう一人はつんつん頭に童顔。三人目は長身で鼻が高い。
「おーう早苗!久しぶり、生きてた?」
「おー、おひさ!生きてるよなんとかー」
どうやら坊主頭の子がナオちゃんに助っ人を頼んだ同級生みたいで、二人とも仲良さげに話してる。
「その人誰?早苗の姉ちゃん?それとも彼女?やるなぁ」
その男の子は、小指を立ててニヤつく。動きが高校生らしくて可愛いな。
「ばっ!早苗のじゃなくて俺の彼女だし!」
そんな状況を見てプチジェラシー状態のナオちゃんは、さっと駆け寄ってきて私を後ろに隠す。
「うっひょお!尚志いいなぁ!流石イケメン!」
「マジかよ広瀬ー」
「年上彼女いいな。やっぱり同級生はガキだもんな。色気ないし」
お友達を始め、そこにいた陸上部員の二人もナオちゃんをからかい始め収拾がつかない状態に。
このノリ、若いなぁ。若いってだけでも羨ましいのに、戻れない時間に戻りたいとさえ思ってしまう。
「尚志、リレーの順番なんだけどさぁ……」
一人は坊主頭で眉毛が短く、もう一人はつんつん頭に童顔。三人目は長身で鼻が高い。
「おーう早苗!久しぶり、生きてた?」
「おー、おひさ!生きてるよなんとかー」
どうやら坊主頭の子がナオちゃんに助っ人を頼んだ同級生みたいで、二人とも仲良さげに話してる。
「その人誰?早苗の姉ちゃん?それとも彼女?やるなぁ」
その男の子は、小指を立ててニヤつく。動きが高校生らしくて可愛いな。
「ばっ!早苗のじゃなくて俺の彼女だし!」
そんな状況を見てプチジェラシー状態のナオちゃんは、さっと駆け寄ってきて私を後ろに隠す。
「うっひょお!尚志いいなぁ!流石イケメン!」
「マジかよ広瀬ー」
「年上彼女いいな。やっぱり同級生はガキだもんな。色気ないし」
お友達を始め、そこにいた陸上部員の二人もナオちゃんをからかい始め収拾がつかない状態に。
このノリ、若いなぁ。若いってだけでも羨ましいのに、戻れない時間に戻りたいとさえ思ってしまう。