Sky
重苦しい空気が、俺たち二人の間に流れた







「ごめんね、待たせちゃって…二人とも、どうしたの?」



戻って来た美由が、心配そうに俺と梨衣の顔を交互に眺めた




「どうもしてないよ~!さ、天の家に行こっか?」



梨衣がわざとらしいくらいに明るく振る舞った



それに気付いたのか、美由はそれ以上は何も聞かずに、笑顔で「うんっ!」と頷いた






…俺も、暗い顔してちゃダメだよな…





「おーい!二人で盛り上がんなよ。今から行くの、俺ん家だし」


「な~によ、えらそーに!だから、私たちがわざわざ、あんたの家に行ってあげるんでしょ?もっと感謝しなさい!」


「別にお前は呼んでねーよ」


「私は可愛い美由に野獣が襲いかかんないように、監視しに行くのよ♪」


「ばっ…お前、何言って…」





俺と梨衣のやり取りに、美由が笑う





美由のおかげで、俺たちはいつものペースを取り戻すことができた


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