クレイジーチェリー
担任は出席番号二十六番の兵藤を飛ばした。あたしは「一日三時間自由課題として哲学を勉強して始業式までにレポートをまとめて、始業式当日に提出する。」と発表した。所詮目標というのは予定に過ぎない。つまりは予定は未定なのだ。後ろの席に座ったあいつを振り返って見ると眠っていた。か細い左手の手首が切れていた。
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