★秘密のイケメン執事さま。★
「ダメですか?」

そんな悲しそうな顔でお願いされたら、なおさら断れないし。


「わかった」

観覧車が、中腹に向かった頃、私はドキドキする気持ちを隠して、タロちゃんの隣に座った。


うわー、密着・・・。


密室だし、密着だし・・・。


駄目だ。本気で鼻血出そう。



ぶしゅう~。









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