★秘密のイケメン執事さま。★
「・・・今は太郎です。ミツキ様のお側にいる間は太郎で…」



「どういうこと・・・?」




「さあ、ミツキ様。遅くなりました。母上が心配しています」


「タロちゃん・・・」



何も話さなくなった2人の耳には、夏の音だけが響いていた。




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