★秘密のイケメン執事さま。★
「焼きもちですか?」


「違います!」


私は恥ずかしくなってきて、椅子から立ち上がり、タロちゃんに背を向けた。





そうだよ。

焼きもちだよ。



だってタロちゃん、素敵過ぎるんだもん。


一緒にお出かけしても、凄いみんなに優しくて、この前なんか女の子に電話番号渡されてたし。



そう言えばあの番号書かれた紙、どうしたんだろう?




まさか、こっそり連絡とってたり・・・・。


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