★秘密のイケメン執事さま。★
(チュッ)
ええーっ!
茫然とタロちゃんを見つめると、タロちゃんはなんてことないかのように、またシートベルトを締めなおした。
「あの、タロちゃん?」
「ミツキ、好きだよ」
ぼぼっと顔が真っ赤になる。
タロちゃん、いきなり何言ってるんだよ。
しかもこんなとこで、キスだなんて!
誰かに見られちゃったかも?
いいんだけどね。
もうスッゴい幸せ。
だって、だって、私もタロちゃんの事、大好きなんだも・・・って恥ずかしくて言えるかい!!