★秘密のイケメン執事さま。★
外からは野球部の掛け声と、つくつくぼうしの鳴き声が聞こえてくる。


この夏も、もう終わりが近い。




私、どんだけタロちゃんのこと好きなんだろう?



だって、キスいっぱいしてくれただけで、いつもと違うって、こんなにも不安になってるんだよ?



手をつないだり、タロちゃんに触れられるだけで、



そこから電気が走ったみたいに胸がキュンとして、ドキドキして。


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