★秘密のイケメン執事さま。★
「どこまでもついていくから。あたりまえじゃん。頑張って高校も卒業するから」


「よかった」

嬉しそうな声が聞こえてきて、私も笑顔になってしまう。


「ごめんね、手紙、気が付かなくて。ばかは私だよね」


「すみません。私もミツキ様に宿題をやってほしいばかりに回りくどい事をしてしまって」


本当だって!

回りくどすぎだって。

でも、それも私の為に一生懸命考えてくれたんでしょう?


今なら、その気持ちがわかるよ。

< 624 / 637 >

この作品をシェア

pagetop