ウソ★スキ
「それより」

あたしはテーブルの上のお菓子をつまみながら言った。

「さっきの話、どういうこと?」



キラはまた、その表情を曇らせる。


「うん……」


キラがペットボトルのコーラを一口飲むと、炭酸がシュワシュワって音を立てた。

その音が聞こえるくらい、部屋はしんと静まりかえっていた。



「ソラと別れたいの。だけど、私からソラを切ることはできない……」



そう言ってキラは、私の目をまっすぐに見つめた。



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