その日、僕は神になった
「君は神々の鉄鎚の執行に関してどう思っているんだい?」
「私などの意見を述べられる問題ではありません。神、あなたの判断が全てなのです」
 彼女は眉一つ動かすことなく答えた。その表情からは彼女の意思を読み取ることは出来なかった。
「レイチェル、僕は神に成り立ってなんだ。しかもアムーフとしての記憶もない。そんな僕にこんな重要な決断を任せていいのかい?それにこんなことを相談出来るのは君しかいないんだ。他の者に相談されて困るのは君だろ?」
 レイチェルは少し迷ってから口を開いた。
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