先生の彼女さま

 「いや…本当にいいんだ、いずれはしなきゃいけないことだったから。少し早まっただけ」

俺が本心でそう言うとはなが

 「今の相手が好きなんだ」
 「あぁ、前の俺なら考えられないくらい…だよな?」
 「えぇ」

昔を笑い合えるのは年のせい?

それとも過去を精算できたから?

でも俺にはあと一つの…

 「迎えに行くんでしょ?」
 「あぁ…」

茅智?

今行くから




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