恋文〜先生へ綴る想い
「実結って案外ケチなんだな」
「…ケチで結構!」
こういう生徒には強気でいかないと、つけあがられて、後でこっちが困るだけだ。
「なんだよ…、実結、そんなんじゃ生徒に嫌われるよ?」
そんなことを言うかめちゃんに、私はあっかんべーをした。
「上等上等。私は別にあんた達に好かれようと思って教師をしてるわけじゃないし」
…そう。
私は今から1年前、
念願だった教師の仕事に
とうとう就くことができたのだ。