KISSKISS-セカンド-
その日は、昼から雨が降り出した。
「雨…降って来たね…」
窓に小さな水滴を打つ雨を眺め正木が呟いた。
「バイトだろ?送ってやろうか?」
「平気だよー…それより洗い物だけお願い♪多分、暇だと思うから19時には帰って来れると思う♪」
「了解」
いつもと同じように家を出る正木に、この日は玄関先で優しいキスをした。
「行って来ます」
いきなりのキスに驚いた顔を見せてはにかむと手を振り出て行った。