KISSKISS-セカンド-
「え…うん?ダメなら店に行ってもいいよ」
「じゃあ…そうするか」
コイツがどんなつもりか知らねぇけど…
近くのスーパーで買い物をして俺の家に向かった。
「お邪魔しまーす」
「…どうぞ」
家について遠慮がちに部屋に上がると買い物袋を重たそうに持ち台所に立つ。
飯とか出来んのか?
楽しそうに準備を始めた正木の後ろ姿を見つめた。
―…時計は21時を過ぎていて晩飯というには遅い。
「正木、時間が遅いけど大丈夫なのか?」
「平気だよ?あたし家族とかいないし」
正木の言葉に一瞬、何を言えばいいのか躊躇った。