KISSKISS-セカンド-
―…男は何気にベタなモンにグッと来る単純な生き物らしく。


俺が用意した大きめのパジャマを羽織る正木を直視出来ない。


風呂にも入って体はキレイになったとはいえ簡単に手が出せないなんて初めてで。


―…結局、その夜は正木の寝息を虚しく感じながら眠りについた。


――――…


「おはよ…」


「……」


―…そういえば正木が泊まったんだったな。


眠い目をこすりながら笑顔の正木を見つめた。


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