誰かのものにならないで
「俺とずーっと一緒にいてくれるか?」

「うん…」




彩は拓也を抱きしめた。




「俺も…たとえ、結婚できなくても、まわりの奴らに認めてもらえなくても一緒にいような。世間体なんかもう気にしない…近親相姦だってバカにされてもいい」





「ただ、お前をこれからも愛していきたい。俺は…お前のために生きていく…。ずっと一生結婚できなくても。お前だけは失いたくない…。愛してる…」

「私も拓也がそばにいてくれれば、それだけでいいだからどこにも行かないでね。私だけのお兄ちゃんでいて」




これから先
俺達には
辛い現実が待っているだろう
それでも二人だけで生きていくって決めたから
俺はその日
その時 決意した

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