半径1㍍禁止
「…………ヤバい。」
目が覚めた。
今、何時だよ…。
時計を見る。
…………………。
ガーン…。
もう、放課後だった…。
あたし、超寝てんじゃんっ!
「…あー、どうしよう。」
戸惑って上を見ると。
すぐ、桐斗の顔があった。
桐斗が、寝ようなんて言うからっ!
「ねえ…、起きてよー。」
私が何故か小さな声で言う。
けど、桐斗は起きる気配もない。
「桐斗ー…。」
桐斗のシャツを掴んで揺らす。
「起きてってば…。」
すると、ぎゅっと抱きしめられた。
「うるさい。」
「…………。」
ただそれだけ。
「……起きろよ、馬鹿。」
つい、そんな事を言った。