半径1㍍禁止


「勝手に終わらせんなよ。」


桐斗が私の腕を掴んだ。




「………あ。」



桐斗が買ってくれたブレスレット。


つけたままだった。



「……言ってることとしてる事、矛盾しすぎ。」


桐斗がため息をつく。






「だって……。」



自分の気持ちに嘘はつけない。



本当は、離れたくない。
















「……好きだから…。」





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