あたし様女の秘密?!

｢な､何がよ!!今更…｣






｢俺さ中学の頃って､なんか言い訳っぽいからやっぱやめる!
じゃあ…｣





語りだしたと思ったらやめるって…






｢ま､待ちなさいよ!!そこまで言ったんだから言いなさいよ!!気になるじゃん｡｣






｢分かった｡
中学の頃､転校ばっかしててちょっと反抗期入ってた感じなんだよ､俺｡
それでいて､かっこよかったしさ｣






｢ナルシ!?｣






｢違う!!一般的な考え!!
それで緋苺の中学に行った頃にはもう女にモテるのが普通に感じちゃってたんだよ｡｣






｢…ナルシ｣







｢はぁ､
それでまぁ周りに色んな女が寄ってきて遊びで付き合ったりもした｡
俺はあんまり覚えてないけど､緋苺に酷いことを言って苦しめて悪かった｡
覚えてないってのも酷いよな､ごめん｡
それなのに好きとか言ってホント自分勝手…
でも好きっていうのは本当だから｡
それだけ､じゃあ………って何で泣いてるんだよ!!!!｣