夢と現実~恋人はホスト~
「結婚もせずに一緒に住むなんて許さん!!」
私の考えは甘かった。。。
私と同じく教職に就く父。
結婚や出産や順番が入れ替わる事の多い昨今。
普段から『人は人それぞれだ』なんて言ってたお父さんなのに…。
まぁ、一人娘が学校をようやく卒業して、教員になって、これから…って時に同棲…なんて、やっぱり反対されるか。。。
学校が冬休みに入った日…今日は天皇誕生日。
のりくんが私の家に来た。
一応、お母さんには『一緒に住みたい人がいるの』って言ってたんだけどね。
お父さんは初耳だし、のりくんに会うのも初めてだから、かなりご立腹。
「いえ…結婚を前提とさせて下さい。美香さんがお仕事に慣れるまで、私はそう考えています。」
ビシッとスーツを着て正座しているのりくん。
「一緒に住むことで、美香さんに私を判断して頂きたいのです。お願いします!」
「お父さん、私も一緒にいたいの。お願いします!」