いざ!!咲蘭学園へ
「そんなの当たり前じゃないですか。
千尋はアナタと違って
素直でとっても可愛いんです。
ほんと、女の子だったら
絶対彼女にするのに。」
晃はそー言いながら
あたしをギュッと抱き締めた。
あはははは。
何か照れる…。
「やめんか!!このホモ星人が!!」
すかさず和樹があたしの手を引っ張る。
「私はホモじゃないです。
千尋は特別なんですよ。」
晃は満面の笑みで言った。
「ああ…そう。」
和樹は飽きれた顔をしていた。