いざ!!咲蘭学園へ
「うわぁー
めっちゃ暗いとこやなぁ」
「そーだね。窓一つしかないし。」
「はよ探して帰ろ。」
「うん。」
―10分後――――
「ない~!!!!!!!
真っ暗で全然見つからんわ!!」
「確かに…」
だいたい何で電気がないの?
どんなに貧乏な学校でも
倉庫に電気くらいはあるよ。
あーあ。もー。
あたしは思いっ切り
前にあった棚を蹴った。
すると上に乗っていたものが
すごい勢いで落ちてきた。
"ガシャン!!"
「痛っ!!」