【BL】No Titlexxx
前を歩く二人について行くと、着いたのは俺の家がある白い団地。
見慣れない黒い車に不信感を抱きながら、階段を登っていく。
「お前ら本当何なんだよ……。」
今さらだけど、こいつら怪しいよ……。
黒髪の方は振り向きもせず、赤毛の男はにこり、と笑って躊躇いもなく玄関のドアを開けた。
「!?」
呆然としている俺をよそに家の中に入っていく二人。
中に入ると茶髪でパーマの優男がいて、俺の頭ん中はもうなにがなんやら……。
後ろで大きな音をたてて閉まったドアにビクリと体が震えた。
「…っ!」
家に知らない奴らが三人もいて、俺は思わず逃げようとドアノブに手をかけた。
「クオ。」
名前を呼ばれて振り向けば、相変わらず派手な金髪のルキの姿が。
「ルキ……」
数回しか会ったことないけど、知ってる奴がいるだけで少し安心する。
「大丈夫だから入って来い。ここはお前の家なんだから。」
「うん……。」
ルキに連れられてリビングに入ると、三人はソファーに座ったりコーヒーを飲んだり自由にくつろいでいた。
「この人たち誰…?」
頭ひとつ上にあるルキの顔を見上げる。