18歳の女王様~うちらの選んだ道~
綾ちゃんもいつものようにお客さんもついて仕事に入った。

私は待機部屋でボッとテレビを見ていた。

その間も頭の中は店長やハルカのことを考えていた。

もし今ハルカのこの状態で店長が何かしてきたらハルカは精神的に追い込まれて胎児にも影響しちゃうだろう。。

どうしてハルカばっかり。。

そんな事を考えていた時だった!

プルルルル~

テーブルの上に置かれたケータイが鳴った。

私は一瞬ドキッとした。

そして恐る恐るケータイを手に取った。

〔着信 非通知〕

「。。。えっ誰??」

もしかしたら店長かもしれない。。

さっき駅で見られたのか?

やばい。。

私の手はまた震えていた。

「どうしよう。。」

しかしケータイはずっと鳴りつづけた。。

私は勇気を振り絞り電話にでた。

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