18歳の女王様~うちらの選んだ道~
「。。でもねやっぱり正直、結婚してるって言われた時は本当に悲しかったんだ。。。悲しいって言うか私は裕ちゃんにとって一番じゃないんだ。。って」


「一番じゃないって?」


「。。ほら私にとっては初めての結婚だけど裕ちゃんは二回目になるわけじゃん?」


「そっかぁ。。」


「まぁ、そんなの気にするなって言われたら。。気にならないけど。。」


「うん。。」


「でもさぁやっぱり好きな人とは何をやるにしても自分が一番の女の子で居たいって思うんだよね。。」


「うんそれあるかも。。」


「でしょ?まぁそこだけがちょっと悔しかったんだけどさぁ。。」


「うん。。」


「でもね!私が一番なこともあるの♪」


「何、何??」

するとゆっくりハルカがお腹を触った。


「赤ちゃん。。♪」


「あっそっかぁ♪」


「うん♪これだけは私が一番だもん♪」


ハルカが嬉しそうに笑う。


「よかったね♪」


そんな嬉しそうに笑うハルカの顔を見て私も嬉しかった。


「うん♪だから本当に泣いてないで。。今を乗り越えなきゃね♪」


「ハルカ。。なんか強くなったね!」


「そうかなぁ。。?」


「うん」


「もし強くなったとしたらこの子のおかげかも♪」


そしてまたお腹を触った。


「赤ちゃんのおかげってこと。。?」


「そう。。この子がいるから私が強くならなきゃみたいなぁ♪」


「そっかぁ。。すごいね♪」


「うん♪ママが泣き虫だったら赤ちゃんに心配かけちゃうもんね!」


「本当だね♪」


「うん♪」
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